・いよいよ組み立て開始です。
尚、分解後に錆落としを行った後に、自分なりに綺麗に洗浄&古いブッシュを抜き取ってから
組み立てに入ってます。
まずはキャリパーサポートへのブッシュ挿入です。
それにしても新品は柔らかいですね。
取りあえず、ラバーグリスを塗りたくって長い方からトライ。まぁ何とか入るでしょう。
こっちがちょっと面倒。なんとか押し広げながら挿入できました!
完成。
次にキャリパーへのピストンシール挿入。
まずはラバーグリスをシールに塗布します。
ピンボケ(笑)
シールを折り曲げないように挿入すればOK。
次にピストン。
これは有名なホームページを見て作業方法を見事にパクりました。
ピストンには既にラバーグリスが塗ってあって、シールをピストン側から挿入しているところ。
で、一旦反対側まで移動して・・・・
因みにキャリパー内部側から見てみるとこんな感じ。
その後、下図の様にキャリパーダストシールのはめ合部に嵌めて、シールを落ち着かせましょう。
溝部に入ったかな?と思ったらダストシールを回転させ、殆ど動かない事を確認。
特に問題なければこんな感じにブレーキパッドなんかを治具に使ってどんどんピストンを
キャリパー内に押し込みます。
後はココまで入れます。
後は元通り組み立てるだけ。キャリパーサポート固定用ボルトに二硫化モリブデン配合のラバー兼用ブレーキ
グリスを塗布。もうこのためだけに買ったようなグリスです(笑)。
適当にネジ部に塗布。
もしこれがなかったらワコーズのラバーグリスに手を伸ばしていたことでしょう。
で、キャリパーサポートを組み付ける。おぉ簡単。
スライドピンにもしっかり塗布。因みに幸い、フロント側は錆の発生無し。
しっかりメッキが残って防錆効果を維持してくれました。もう16年も使っているのに。かなり優秀じゃない???
パットがスライドする部分も塗るし。
パットとピストンもしくはキャリパとあたる部分も塗布し。あ、塗りすぎは注意っす。パットの表面についたら
恐ろしいことが怒ります(笑)。μ=0.05位ですから<二硫化モリブデン配合のグリス
これらを組み立てて。。。。あっ。ブレーキラインが気に食わない!後で修正・・・・
最後にブレーキラインをここに固定。
ここでブレーダーを少し緩めれば自重でエアーが出てきます。<有名HPの受け売り(笑)
これでフロントの作業は終了♪
【追加】2008.09.13
・その後、黒号のフロントブレーキキャリパーもOH実施。
因みに今回のOHセットは弟の勤め先経由で購入したらトキコ製でした。
どうでも良いことですが(笑)
これが全く問題なく、楽勝で終了。
キャリパーのシリンダー内の錆はダストシールカバー用溝部に有る意外は無し(驚)。
ピストンは薄っすら錆が浮いている程度だったので、綺麗なウエス+ブレーキオイルを使い、
擦って錆落とし終了。
これはピストン外したところ。
わざわざ、ピカール使う必要なかったのはラッキー♪
メッキも落とさず済んで二重丸です。
その他、キャリパーサポートのスライドピンとかも全く問題なし。
弟とノンビリやって二時間掛かりませんでした。
やっぱり早めのメンテナンスが後々、金銭的・時間的にも得なのね。
ついでにパットを交換してみました。かなり溝はあったのですが、余っている強化品
を付けて見たくなったので。
物はホークのHB148 HP PLUSと言うモノ。
全く、どういった代物か判らずつけるのは怖いので、ネットで探したら、ストリート用で
ちょっと走り込むのにも使えると言う、優等生なパットでした。
でもホークって過去につけた事有るけど、その時はダストが凄くて、ローターがかなり
減ったのを覚えています。
こいつも一緒か??
1.キャリパーオーバーホールのきっかけ 2.キャリパーOHの準備 3.分解<フロント編>
4.分解<リヤ編> 5.組み立て<フロント編> 6.組み立て<リヤ編> 7.おまけ
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