5.組み立て<フロント編>

5.組み立て<フロント編>


・いよいよ組み立て開始です。
 尚、分解後に錆落としを行った後に、自分なりに綺麗に洗浄&古いブッシュを抜き取ってから
 組み立てに入ってます。
 

 まずはキャリパーサポートへのブッシュ挿入です。
 それにしても新品は柔らかいですね。

 取りあえず、ラバーグリスを塗りたくって長い方からトライ。まぁ何とか入るでしょう。
ブッシュは指だけで入る


 こっちがちょっと面倒。なんとか押し広げながら挿入できました!
こっちはちょいと面倒


 完成。
どうしても記念撮影(笑)


 次にキャリパーへのピストンシール挿入。
 まずはラバーグリスをシールに塗布します。
レンチのかかっているボルト!
 
 ピンボケ(笑)
 シールを折り曲げないように挿入すればOK。
レンチのかかっているボルト! 

 次にピストン。
 これは有名なホームページを見て作業方法を見事にパクりました。

 ピストンには既にラバーグリスが塗ってあって、シールをピストン側から挿入しているところ。
適所に掛けてね。

 で、一旦反対側まで移動して・・・・
適所に掛けてね。

 因みにキャリパー内部側から見てみるとこんな感じ。
あっさりとれるはず




 その後、下図の様にキャリパーダストシールのはめ合部に嵌めて、シールを落ち着かせましょう。
 溝部に入ったかな?と思ったらダストシールを回転させ、殆ど動かない事を確認。
狙いを定めて・・・・


 特に問題なければこんな感じにブレーキパッドなんかを治具に使ってどんどんピストンを
 キャリパー内に押し込みます。
誰が考えたのかnice idea!



 後はココまで入れます。


 
 後は元通り組み立てるだけ。キャリパーサポート固定用ボルトに二硫化モリブデン配合のラバー兼用ブレーキ
 グリスを塗布。もうこのためだけに買ったようなグリスです(笑)。
 適当にネジ部に塗布。
 もしこれがなかったらワコーズのラバーグリスに手を伸ばしていたことでしょう。
ネジ部に塗布。

 で、キャリパーサポートを組み付ける。おぉ簡単。
キャリパーサポート付く 



 スライドピンにもしっかり塗布。因みに幸い、フロント側は錆の発生無し。
 しっかりメッキが残って防錆効果を維持してくれました。もう16年も使っているのに。かなり優秀じゃない???
スライドピンにも当然グリスを塗る 



 パットがスライドする部分も塗るし。
パットと触る部分だけ




 パットとピストンもしくはキャリパとあたる部分も塗布し。あ、塗りすぎは注意っす。パットの表面についたら
 恐ろしいことが怒ります(笑)。μ=0.05位ですから<二硫化モリブデン配合のグリス

塗りすぎ注意



 これらを組み立てて。。。。あっ。ブレーキラインが気に食わない!後で修正・・・・
綺麗になったなぁ。



 最後にブレーキラインをここに固定。
綺麗になったなぁ。 
 


 ここでブレーダーを少し緩めれば自重でエアーが出てきます。<有名HPの受け売り(笑)
綺麗になったなぁ。 
 これでフロントの作業は終了♪



【追加】2008.09.13 ・その後、黒号のフロントブレーキキャリパーもOH実施。  因みに今回のOHセットは弟の勤め先経由で購入したらトキコ製でした。  どうでも良いことですが(笑)  これが全く問題なく、楽勝で終了。  キャリパーのシリンダー内の錆はダストシールカバー用溝部に有る意外は無し(驚)。  ピストンは薄っすら錆が浮いている程度だったので、綺麗なウエス+ブレーキオイルを使い、  擦って錆落とし終了。  これはピストン外したところ。 綺麗。ラッキー!   わざわざ、ピカール使う必要なかったのはラッキー♪  メッキも落とさず済んで二重丸です。  その他、キャリパーサポートのスライドピンとかも全く問題なし。 綺麗。ラッキー!   弟とノンビリやって二時間掛かりませんでした。  やっぱり早めのメンテナンスが後々、金銭的・時間的にも得なのね。  ついでにパットを交換してみました。かなり溝はあったのですが、余っている強化品  を付けて見たくなったので。  物はホークのHB148 HP PLUSと言うモノ。  全く、どういった代物か判らずつけるのは怖いので、ネットで探したら、ストリート用で  ちょっと走り込むのにも使えると言う、優等生なパットでした。 綺麗。ラッキー!   でもホークって過去につけた事有るけど、その時はダストが凄くて、ローターがかなり  減ったのを覚えています。  こいつも一緒か??



1.キャリパーオーバーホールのきっかけ 2.キャリパーOHの準備 3.分解<フロント編> 

4.分解<リヤ編> 5.組み立て<フロント編> 6.組み立て<リヤ編>  7.おまけ


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