・まずは右リヤ側からトライしました。
この10mmナットを二本外します。
少しでもフロントから伸びているパイプをリヤ左に伸びているパイプに自由度を持たせるためです。
フロントから伸びているパイプを外してブレーダーキャップで漏れ止め。
でも結構漏れます(笑)。受け皿は用意しておいたほうが良いですね。<私はこの後慌てて用意。
左リヤに伸びているパイプも外して同じ様にブリーダーキャップで盛れ止め。
サイドブレーキのワイヤーを外します。室内のサイドブレーキは下ろしておきます。
まずはこのナットを外して。
なる様にはずします(笑)
キャリパーサポートを外す準備にかかります。下側のスライドピンのカバーを外します。
10mm(だったかな?)のメガネなどで緩めて。。。。緩まなかったら固着しているかも。
持ち上げます。同様に上側のピンが固着していると持ち上がらないと思います。
私のはラッキーなことにどちらも問題無しでした。
キャリパー取れた!
キャリパーサポートも外します。確か14mmのメガネで上下供に外したかも?
何故か左リヤのサポートの画像ですが。。。まぁいいでしょ。
今度は左のリヤ。まずは下に潜って、ブレーキパイプが切り離せるところを見つけます。
潜ればこんな場所が見えるはず。
フロント同様にこの止め具をマイナスドライバーなどでこじって外します。ちょっと見づらい!
止め具を外したらここを画像の様に外して・・・
やはりブリーダーキャップでとめておきます。もうブレーキオイルはそんなに出てこないと思うけど
ゴミとかが侵入するのも嫌ですからね。
後は右リヤ同様にキャリパーとサポートを外せばOK!
さぁて外れたらピストンの状況が気になるので早速取り掛かります。まずはリヤピストンを出す為に
アジャストスクリューネジで出るところまで出します。
ここを外せばアジャストスクリューが中に入っているので、出るところまで出たらフロント同様に
エアーダスターでこんな感じで出します。
相変わらず
”ぱぁ〜ん!!!!”
って勢いの有る音するのでちょいとビックリ。
左のリヤピストンは全く問題なし(ホッとした♪)。
確かにこちらのダストカバーは亀裂が無かったので
一方、右のリヤピストンは錆で陥没(泣)。丁度シール面に来ている感じ。
確かにこちらのダストカバーは亀裂が有ったので有る程度予想してましたが、やはり有ると
がっくりです。
ちょっと見づらいけど、二周に分の錆がありました。
なのでココは中古部品を弟経由で手配。
次にシリンダー側。ここのシールをピックアップツールで取り出します。
そうすると例の有名なスナップリングが見えました!
このスナップリングが足の長いプライヤーでないと届かないのです。
それでもやりづらいですが何とか取れました。
話が前後しちゃいますが、↑の前にサイドブレーキのリターンスプリング(正式名称不明)を外します。
それからコイツを取り出して
Oリングや先っちょのシャフトを外します。(ピンボケ〜)
サイドブレーキのカム部分を外します。
この陥没している(オレンジのグリスが見える部分)に上記のピンが噛みあっていて、
サイドブレーキが引かれるとカムでピンが押されてピストンが押されてブレーキがかかるんですね。
実物見ると判りやすい!
ここのオイルシールをマイナスドライバー等でこじって外します。
全部取れた!!!
でも良く見ると、キャリパーサポートのスライドピン根元にカジリが見られました。(右リヤ)
理由はコレ見て納得。スライドピンがこんなに錆びていました。
恐らくブレーキの油圧でピストンが動いて片面のパットを押し始めるのですが下側のこのピンが
上手くスライドしないので、上側のピンの根元を支点にしてこじりながらブレーキがかかっていたものと
推測します。
ココまで来たらフロント同様にキャリパーのシリンダー内の錆を落とします。
フロントと違って小さいシリンダーなので作業しづらかった(泣)
でもがんばって落とすしかないのです。
もちろんスライドピンも錆を落として、キャリパーのスライドピンはかじった部分を取り除きます。
本当ならば交換したかった。。。。
空中浮遊中のマイロドスタ。
実はココからが長かった(笑)。時間が有るときに作業しましょう。
1.キャリパーオーバーホールのきっかけ 2.キャリパーOHの準備 3.分解<フロント編>
4.分解<リヤ編> 5.組み立て<フロント編> 6.組み立て<リヤ編> 7.おまけ
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