おまけ編

おまけ編


・外した部品を観察してみました。



外した部品達


・今回は純正S-スペの足回りである”ビル”を外し、ついでにスタビのリンクも痛んでいたので外しました。
 約9万kmも使ったので、良いネタになりそうです。



サクッ!
 まずはお約束の様に、ダストブーツが切れてます。しかもかなり硬くなってました。  これじゃ切れ易くなっているはずですね。
ショックの付け根  ショックの付け根に着目します。なんかおかしくないですか?
サクッ!
 ブッシュが上方にずれちゃってますね。  ひょっとしてショックアブソーバーが動く前にバンプタッチ → アッパーマウントショックの付け根へ荷重が掛かる?  と言うモードを常時起していたのでしょうか?  いずれにしても経年劣化で経っちゃったのでしょう。フルノーマルだから車高がある程度高いはずなのに下がっていたの  もこれが一要因かもしれません。  もちろんスプリング、各部のブッシュ経たりも影響ありと考えます。
アッパーマウント  フロントのショックアブソーバー付け根の目玉が妙に痛んでいたのでその突き上げ分の荷重を受ける事となる  アッパーマウントも比較した。
サクッ!
 すると、ショックのロッドと供締めになる部分が突き上げられて、開いちゃっている?<フロント側だけ  逆にスプリングはしっかりボディー側にマウントされている。  なのでロッド側との供締め部が開いちゃうんだろうなぁ。  って事はやはり純正品でもフロント側は底突きしていたのかなぁ?  なので走行距離稼いでいる車両において、純正足回りからレートの低いバネ組み込んだら、常時バンプ  タッチ状態の可能性高いでしょうね。
バンプラバー&ダストカバー  今にも切れそうだったバンプラバー。
サクッ!
 実際、ばらした所終わってます(笑)  もはやダストからロッドを守ると言う使命に対し、役にも立たない状態になっていた様です。
スタビリンク  これも随分逝っちゃってました。
これ
 上が付いてたやつ。下が今回付けた中古品。  アップで見てみましょう。
これ
 回転方向(モーメント発生方向?)にクラックが入ってます。    違う角度から
これ
 こっちの方が判りやすいかな。
・全オーナーはかなりおとなしく乗っていたはずなのですが、ゴム類の経年劣化は避けようが無いことが良く判りました。
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