事前の準備
・まずは動きが渋くなった原因ですが、モーターによって駆動されているワイヤーのグリス切れもしくはグリスの劣化。
と言う事でグリスアップあるのみ(笑)。
で、用意したのは下記のグリス+ブレーキクリナー。ブレーキクリナーはジョイフルホンダで198円(!)の特価品。
#左 : 基油は鉱油の普通のリチウム系グリス −> レール、目視で確認できるワイヤー、ガイド(?)に塗る
#右 : 基油は合成油ベースのモリブデン配合グリス しかもスプレータイプ −> ワイヤーのアウターケース内に入れたい
#中央: ブレーキクリナー。ウィンドーに油が付きそうだったから
で、グリスはその基油や配合剤で特性が大きく変わる。今回のパワーウィンドーに照らし合わせれば-10〜50℃内で使えて
粘温特性は特に問わない。んじゃ。普通の鉱油ベースのリチウムグリスで充分じゃん(笑)。
グリスについてはココが参考になるかな。
なんだか仕事の一部みたいになっちゃう(笑)。
内張りを外す
と言う事で、さくっ!っと外して行きましょう。NA6CEなら初期状態はこんな感じですね。
インナーハンドルを外す。
肘載せ(?)を外す。見え見えの隠しボルトとがここにあるのでコイツを取って
で残りのネジも取って外す。
後は樹脂のフック(なんて言うんだろう?)でほぼ下半分が留まっているので横から見ながらフックのところを
引っ張って、最後は上側がドア上部に引っかかっているだけなので上にずらせば取れる。
レールを見つける
ハンドルとってブチルゴムで留まっているビニールを外せばコンニチハなのだ。
でビニールを外す。ん?何か落ちてきたぞ(赤丸部)。なんとスピーカーのスポンジが劣化してボロボロになっていた。
さすが古い車だ
で、コレがレール。穴から見れば分かります。
グリス類を塗る場所
事前準備のところで書いた様に
リチウム系グリス −> レール、目視で確認できるワイヤー、ガイド(?)に塗る
合成油ベースのモリブデン配合グリス しかもスプレータイプ −> ワイヤーのアウターケース内に入る
具体的には
*上の画像にあったレールのガイド(?)が上下する所にヌリヌリする。
*見えるワイヤーは穴から確認すると下記の通り見えるので取りあえずヌリヌリする。
*更にレールを伝っていくと下側にもワイヤーが伝っていくレールがあるようなのでそこにもグリスを塗る。
ちゅうかココは沢山盛った。ワイヤーでアウターチューブ内に持って行って貰うことにした。
そうです、この時点でモリブデン配合のスプレータイプグリスは不要(悲)。
と思っていたのですが、後ほど別場所で復活!
*後はドア上部から見えるレールにも塗った。確か二箇所あったぞ。
パワーウィンドーの作動確認
・と言う事でグリスを塗りたくったので、全体に行き渡らせてる。エンジンかけてパワーウィンドー作動!
ん?
ぎゅぅ〜・・・・・
音がするようだ。明らかにゴムがこすれてる。今一度見てみると、ガラスがこの部分を摺動して行く様だ。
レール側がスムーズに動くようになったのでこっちのゴム側は劣化もあってスムーズじゃないんだろう。
と言う事でこの部分をドア下部分までモリブデン配合のスプレータイプグリス
もちろん、飛び散ったのでブレーキクリーナーでウィンドウを洗浄♪
後は組み立てて、同じ作業を反対側のドアでも行い終了。
そして完成!もちろん、今まで途中で止まってしまっていたパワーウィンドーが全部上下に動くようになった(嬉)。
まぁ普通に戻っただけなんだけど。
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