事前の準備
・過去の経験上、ボルトの固着が何度かあったので(NA系は特にね)、スピナーハンドルはかなり活躍しました(笑)
*整備要領書(各部の締め付けトルク確認)
*潤滑剤
*サンドペーパー
*グリス(出来れば二硫化モリブデン配合品)
*ハンマー(+当てハンマー)
*スピナー or 長いパイプ
因みにスピナーはアストロの特価品。
当然、ジャッキ&ウマは用意。
以下、頼んだ部品
車両がNA6CE,NA8と言う型式はたまた車体番号違いによっても必要な部品は変わるかもしれないので注意してね。
部品名 | 部品番号 | 画像員数 | |
マツダスピード製デフマウント | NAY1 28 890 |  | 2 |
マフラーとリヤクロスメンバーを外す
私の車両はオクヤマのクロスメンバーが付いていて、こいつを外さないとマフラーも外せないのでクロスメンバーを外します。
と・・・・・・・右側は変形でボルト外れず(泣)。いきなりエラー発生!!!!
仕方ないので、スピナーでクロスメンバーに溶接されているナットをもぎ取り(笑)。
後程、ハンマーでクロスメンバー形状を修正し、ボルトが取り出し&取り付け可能な形状に復元しました。
クロスメンバーが外れれば、マフラーでも外しましょう。あっ、画像取り忘れ。
純正マフラーならば、触媒以降一本モノなのでサイレンサーまだ外さなくてはなりませんが、一般的な
社外マフラーなら3分割なので、触媒〜サイレンサー前まで外せば充分です。
取り合えず外れた♪
プロペラシャフトをデフと切り離す。
プロペラシャフト(以下ペラ)を外す際には、デフのコンパニオンフランジとペラの位相を狂わせない為に
まずはマーキングです。
これ重要ですよ!
ペラとデフでひょっとしたらアンバランスが最小になる組み合わせで組み立てられているかもしれないので
万が一狂ってしまうと、音・振動の問題が発生する可能性があります。
マーキングしたらボルトを緩めて、ペラを外します。ただ、外しても『だら〜ん』をペラが下がって邪魔なので
テキトーにサブフレームなんかに吊っておきます。
PPFを外す
ココが良く問題になるPPF外し。
ミッション側の切り離しは直ぐ出来ますが、デフ側が難しい。。。。。。
先ずは、構造を理解すればイメージが沸くと思います。
詳しくはWeb上に判り易いページが有った気がしますので探してみて下さい。
まずはミッションを支えましょう。PPFを外すと、エンジン&ミッションが傾いてアングルセンサーやイグニッションコイル
を破損する可能性が有るので気をつける必要があります。
因みに私の場合は、親父さんに頂いたバス、トラック用の油圧ジャッキをMTジャッキ(?)代わりに使用しました。
結構使えるぞこのジャッキ。
その後、赤○で囲まれた部分のボルトを緩めます。このボルトはロックタイトが塗って有るようなので、簡単には抜けないようです。
こんな時、スピナーハンドルが大活躍!
今度はデフ側の2本のボルトを緩めます。
しかし、緩めてもフロント側にはスペーサーが残るので、マイナスドライバーでこじって取り外します。
しかし、しかし、しかし(笑)、これでもまだPPFは外れません。
下の画像(判りづらい・・・)PPFのシャシー側とデフキャリアの間に『スリーブ』が入っており、
これを下にずらさないとPPFが外れません。
『スリーブ』外しですが、整備要領書によると「M14P1.5」のネジが切ってあるから、下方より「M14P1.5」
のボルトを締め込んで「下方に引く」ように指示しています。しかし、こんなネジ有りません!!!
なのでWeb上の情報をまねて、外したボルトのねじ山を『スリーブ』のねじ山に引っ掛けて、下方に
ショックを与えて下げました。
私の場合は、数十回ボルトをこねくり回しながら下方に叩いたかな?
『スリーブ』が下がればPPFが外せ、晴れてデフキャリアとデフマンティングスペーサーが分離できるのです(多分)。
これでPPFがフリーだ♪ 右側にずらしておきましょう。
ドライブシャフトを切り離す
既に上の画像では外れてたりして(笑)
PPFとドラシャはどっち先に外してもOKです。
ペラ同様にマーキング後、ボルトを外します。
これだけではドラシャは分離できず(そりゃそうだ。外れたら万が一走行中にボルト脱落=ドラシャ脱落だもんな)
更にリヤサスのアッパーアームハブ側のボルト外しとロアアームハブ側ボルト緩めが必要になります。
ひょっとしたらですが、ロアアーム側は緩めなくてもOKカモ?
アッパーアームが外れれば、ドラシャが車軸方向に動かせますのでコレで外れます。
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