NB幌の熱線を作動させる

NB幌の熱線を作動させる


きっかけ

かれこれ黒号が来てから早三年。ずっとやろうやろうと思って居た事。 
それがNB幌の熱線を作動させる事。 
熱線は付いているが、その他の部品が付いていない。


ぶっちゃけ、純正部品を追加購入すればあっと言う間に出来るのは判っている。
でもすげぇ高いらしい。 
 *最低でもリレー&スイッチで6000円! 
 *更に幌⇔車体の変換コネクターで6000円!!!


なので自作の方向で・・・・と思いつつも別に熱線無くても
困らないしと言う事で電気系統は苦手なのでずーっと放置していた。 

でもまたもやその”熱線を作動させるぞ熱”が再燃。 
なのでこの勢いを利用して自作する事とした。

自作に伴い、殆どインターネット上の情報でどんな部品が必要か?
を確認。以下、その部品。但しNA6CEの後期ものの場合。

 ・リレー回路(10Aで良いらしい)
 ・スイッチ
 ・ロドスタの電気回路図(堂田自動車さんのサイトが凄い役立った)
 ・配線
 ・端子
 ・ジャバラ状の配線カバー
  等など


1.幌⇔車体側までの配線

・まずは配線の準備ですが、オイラのコレクション(笑)である
 近所の解体屋から調達した配線を準備。

 以前、サイドマーカーの電球様ソケットを購入する際に
 一緒に売ってもらった代物。
 いろいろ買って、確か数百円。もれなくオイルまみれに
 なっているので洗浄が必要でしたが(笑)

 一部端子は購入したが、配線に含まれているコネクター
 内の端子を再利用する事とした。<セコイ
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・まず始めにバッテリーの−端子を外しておく

 事前に幌と車体側で必要な端子は”平形(中)の端子”と
 ”角型(小)の端子”で有る事を確認しておいた。
 (正式名称不明)
 で、この端子が手持ちのコレクションのコネクター内
 に入っているのですが、まずは破壊工作が必要。

 既にこの時点で購入すべきであった事を後悔した(泣)
 さった近所で数十円/個で売っているんだから
 結構手間でした・・・・・
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・適当に幌⇔車体間に必要な配線の長さを用意し、
  *リレーからの電力供給用
  *アース用(車体側で二股にする)
 の2本の線を作成しておきます。

 端子は半田付けし、絶縁テープで保護する事をお忘れなく

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・幌側にはこの様に角型の端子が配線に付く事になります。

 くれぐれも配線やコネクターが飛び出さないように
 熱収縮チューブや絶縁テープで保護するように。
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・で、配線カバーで見栄えを整えればなんとなく純正風。
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・見辛いですが車体側配線(助手席シートの後ろ)のつなぎ方は

 @車体側:白赤 ⇔ 幌側:1本のままの線
 A車体側:黒 ⇔ 幌側:2又の線(どっちでも良い)
 B車体側:柴 ⇔ 幌側:2又の線(どっちでも良い)

 でOKのはず。

 端子は平型。

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・リレーの設置を行います。

 リレーはどの程度の容量を必要としているのかが不明な為
 30A用を用意。でも明らかに大きすぎます(笑)。

 因みに株式会社フジックのRC1132と言う品番の物を使用。 ------------------------------------------------------

・リレーの配線に端子を半田付けします。

 リレー内のコイル側に相当する”黄”、”黒”はかなり細い
 平型端子。”アーマチュア側”に相当する”赤”、”青”は
 通常の平型端子でOK。

 リレーの配線は下記の通り、車体側にドッキングさせる
  C車体側:赤 ⇔ リレー側:赤
  D車体側:赤白 ⇔ リレー側:青
  E車体側:青 ⇔ リレー側:黄
  F車体側:青赤 ⇔ リレー側:黒
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・ピンボケ(笑)

 配線は絶縁コードでぐるぐる巻きにします。
 と言うのも、配線被服が擦れて磨耗⇔ショート
 にならない様にする為の処置となります。

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・リレーはトランク内の適当な場所に取り付け。

 この場所なら問題は起こらないでしょう<希望

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・室内側はこんな感じ。

 配線は下記の通り、車体側にドッキングさせる。

  *間違っているかもしれないのでテスターで
   充分確認の事!

  C車体側:柴 ⇔ スイッチ側:アース
  D車体側:青赤 ⇔ スイッチ側:OFF
  E車体側:赤 ⇔ スイッチ側:ON

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・最後はダッシュパネッル内の細かい空きスイッチ
 部に設定。

 バッテリーをつなぎ合わせ、トグルスイッチをON
 すると、インジケーター内に見なれないものが!

 このオレンジの警告灯が付いたら、念の為に熱線側も
 電圧を調査。12V前後来ていれば完了!
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